拍手御礼:1/25分

2023-01-30

拍手御礼

t f B! P L

1/25に「その声を聞く この手を伸ばす」第14回「絶望を知る 希望を悟る」への拍手をくださった方へ。
ありがとうございました。
一言コメントも絵文字もたくさんありがとうございます。

本作は西遊記を下敷きにしていて、あの院主の元になった登場人物もいるのですが、まあ悪いやつです。孫悟空もやり返すので大概ですが。
トシュもいっそ仕返しに全員殺してやろうと思えば簡単だったでしょうし(人間相手なので)、逃げるだけならやはり簡単なのですが、「やられたふりをして平気な顔で出ていって脅かしてやろう」などと欲を出すとそうも行かない様子です。あるいは、なるべくセディカを起こさないように(できれば殺意を向けられたこと自体に気づかれないように)と考えた結果、ちょっと無理して火除けを借りることにしたのかもしれません。キットソレダケデスヨ。

狼の背に乗って走るところ、映像なら一、二を争う見せ場になったと思います。文章なのが惜しい。妖怪だとか方士だとかいう設定をいいことに、ふかふかで気持ちいい毛皮を持っていることにしました。とはいえ流石に、「トシュをもっと撫でたい」という風には言えなかったでしょうが。
人助けについては複合的な要素があるといいますか、理由を一言で言えるようなものでもないのでしょうけれども、セディカの前で何を言うかは選んでいるはずなので、「だからおまえが気にすることはない」と言ってあげたかった側面はあると思います。

トシュは能力的な面だけでなく親に恵まれたのでしょうね。人助けの理由も、ジョイドだけでなく親たちが自分のことで胸を張れるように、というのも一部にありそうです。
ジョイドが親のことをあまり話さないことに、トシュもどこかで気づいているはずですが、どう思ってるのかな。

「彼を繋ぐもの」もありがとうございます。トシュとジョイドの続編を書いていったらいつかどこかに入れられるかな? というぐらいの過去設定でしたが、本当に書けるかはわからないので、先行して使ってみました。イベントに出したものなので文字数制限があり、回想中の心の動きは大分削ったので、読まれた方の想像に委ねる部分が多くなりましたね。
偶然出会って意気投合したというだけでは都合がよすぎるので、互いが特別な存在となったきっかけを用意したかったのです。現在罪悪感を持っているウィストの回想なので、「あいつの気持ちなんて少しも考えてなかった」というフィルターがかかっていそうというか、誇張されていそうですが。誰からも明示的に指示されていないのがきついところだろうなー。
ルガン/トシュも「監視役としてついてきたんじゃないか」ということはそのうち思いついたと思いますし、今も「いつ自分の敵に回されるかわからない」という認識はあるわけですが、友人としてのそれこそ実績を積んできているのでしょう。いつか掘り下げられたらいいなと思います。

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