拍手御礼:2/14分

2023-02-20

拍手御礼

t f B! P L

2/14に「その声を聞く この手を伸ばす」第15回「母が願う 娘が縋る」への拍手をくださった方へ。
ありがとうございました。
一言コメントも絵文字もたくさんありがとうございます。

トシュの祖父(のモデル)はご推察の通りです。斉天大聖を怖がる土地神や、他の神を「斉天大聖を怒らせてどうなっても知らないぞ」と脅す神が西遊記に出てくるのですが、人間味があって好きなんですよ。
西遊記を知っていると、先の展開が読めることも多くなりそうですね。とはいえ、アレンジしていたりしなかったりするので、全部西遊記通りということも全部逆張りということもないのですけれど。

北欧神話にも気づいていただけて嬉しいです。
西遊記と中国を言うなればメインの元ネタとして前面に出しつつ、北欧神話もサブの元ネタとして使っています。〈世界狼〉と〈武神〉の因縁もそうですね。トシュが〈世界狼〉について語っているときは、セディカが複雑な気持ちでいたことでしょう。
ちなみに〈世界狼〉一族については、北欧神話に限らず神話や伝説の狼ネタを詰め込みました。伏線という意味では〈世界狼〉と〈武神〉の伝説だけあればよかったのですけれども、セディカたちと関わらないところにも世界や物語が広がっている、と示しておく方がこの作品には合うかなと思いましたので。

セディカへのお言葉、ありがとうございます。
心がけがよければ報われる、という自己責任的な図式にしたくなくて、セディカの母親のことは強調しています。セディカには前を向いてほしいですけれども、他人の不幸に無頓着にはならないでほしいので。
それでも、赤の他人に救われたこと、親戚といっても縁の遠い人たちに受け入れられたことは、セディカの世界観を変えたと思います。

解説キャラが板についたジョイドでした。話題の幅が狭いのだとか(第3回)、セディカのために意識的に解説を入れているのだとか(第6回)、理由づけをしてはいますけれども、作中人物が喋ってくれると作者にとってやりやすいという都合もあります。解説のための解説にならず、キャラクターとして魅力的に書けていたならよかったです。

最終回を昨日アップしております。
最後までお楽しみいただけるとよいのですが。

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