ノベルアップ+の「魔法のお守り」短編小説コンテスト向けに、下記の10本を公開しました。
外部作品リストにも追加しています。
- (連作)
- (独立作品)
- こぼれ落ちる記憶の砂を お題:クロノグラス
- 水星だけが残った世界 お題:アーミラリ天球儀
- 魔法を授ける魔石 お題:煌めきのクリスタルオーブ
- 彼はスプーンを貰ったか? お題:魔法のスプーン
- 竜を従えた乙女 お題:黒竜の血の杖
ノベルアップの勉強会には過去2回ともよく入り浸りましたが、あれは「途中から始めて途中で終わってもよい」という特殊なものであるためなので、こうした普通のイベントに参加するのは珍しいことです。
尤も、コンテストとして真面目に上位を目指すなら連作にはしないわけで、結局は自分の書きたいものを書いているだけとも言えます。
一作品だけ読んだときの完成度が落ちるんですね。次回への布石として入れた情報が、その作品だけを見ると邪魔になったり。前回を読んでいなければ通じなかったり、唐突になったりする部分が出てきたり。
元々はChatGPTを試してみたくて作り始めた物語でした。そこにちょうど合いそうなイベントがやっていたので乗っかったというわけです。文字数制限の関係で、膨らませた設定は大幅にカットされましたが。1万字って短い。
ChatGPT、今のところは、まだ決まっていることが少ない段階では使える感じです。ブレストを一緒にやってもらえる感じ。「カタカナ6文字以上の女性の名前を挙げてください」のようなことを頼めるのが地味に助かります。
……で、最初は連作だけのつもりだったのですが。
「何故星を見るとパラレル世界のことがわかるのか」を考えるうちに案がもう1個浮かんだので1本増え、後書きを書くうちに「話中話の方を書くべきだったんじゃないか?」と思ったので1本増え。
連作の中でお題を生かせたのはオーブぐらいで、他はハートフォード姉妹の物語にお題を付き合わせた感じになっちゃったな、と思ってから、結局もう3本増えました。
そうやって増えた独立作品5本は、ちょっとやっつけ感があります。あらすじっぽいというか。それを小説にするんじゃないのか、というか。連作の他にも書こうと思いついたのが遅かったので、流石に時間が足りませんでしたので。