子供の頃、生まれて初めて観た「続編」に釈然としていなかった記憶があります。全てが解決したように見えた最終回は何だったのだろうと。
当時の自分は納得しないかもしれませんが、実は最初から「第一部」にするつもりだったので。
「その声を聞く この手を伸ばす 兎の章」【長編】
第1回「死者を偲ぶ 生者を想う」
(連載中)
これに伴い、前作を「少女の章」としています。「第一部」「第二部」でもよいのですが、なるべく「兎の章」単独でも読めるように意識して書くつもりなので、順序を固定しないタイトルにしました。
「少女の章」のネタバレはどうしても一部含むことになりますが、「兎の章」を先にお読みになる方には、「少女の章」は「過去回」と思っていただければと思っています。
とはいえ、それ以前の問題といいますか、「兎の章」の更新を待っている間に「少女の章」を読み終えてしまえそうですが。更新は相変わらず月に1回です。
本当は現代日本が舞台のものやファンタジーでないものを挟みたかったのですが、「魔法のお守り」短編小説コンテストに2ヶ月費やしてしまいましたので。
「少女の章」と同じく全16章となりますので、またしばらくお付き合いいただけますと幸いです。